MT4にEAを設定する方法



MT4で自動売買するためには、EAを入手して、それをMT4で使えるようにする必要があります。

ここでは、MT4にEAを入れる方法とEAをチャートにセットする方法を説明します。また、EAのエラーを確認する方法も説明します。

 

EAのファイルの種類

上の画像は説明用に作ったEAです。

パソコンによっては、「.ex4」のファイルがアイコンになっているのとなっていないのがあるようです。上の画像はWindows7の32ビットで下の画像はWindows10の64ビットです。なぜ、違いが出ているのかはよくわかりませんが、どちらでも問題はないと思います。

自動売買をするのに必要なファイルは左側の「Test.ex4」ファイルで右側の「Test.mq4」ファイルは必要ありません。

ちなみに、「Test.mq4」はソースファイルで、このファイルをコンパイルすることで「Test.ex4」が生成されます。販売されているEAには「.mq4」のファイルは付いていないと思います。

このほかにも、DLLファイルやインジケーターなどのファイルを使用しているEAがあります。この場合は、付属のDLLファイルやインジケーターなどのファイルをMT4に入れる必要があります。

※「.ex4」が表示されていない場合は、拡張子を表示する設定にしてください。設定の仕方は「拡張子を表示する」などで検索すれば出てくると思います。

 


MT4にEAを入れる方法

MT4のメニューにあるファイルをクリックします。

 

データフォルダを開くをクリックしてデータフォルダを開きます。

※フォルダを開くときは必ず「データフォルダを開く」から開いて下さい。MT4をインストールしたフォルダとは違う場所の可能性が高いです。

「MQL4」を開きます。

 

「Experts」を開きます。

 

ここにEAを入れます。(Expertsのフォルダの中です。)

 

「ナビゲーター」の「エキスパートアドバイザ」を右クリックします。

「ナビゲーター」が表示されていない場合は、赤丸のアイコンをクリックすると出てきます。

 

「エキスパートアドバイザ」を右クリックすると一覧が出てくるので、この中の「更新」をクリックします。

MT4を再起動しても更新されます。

 

「エキスパートアドバイザ」の中にセットしたEAが表示されていれば、MT4にEAをセットする作業は完了です。

 

アイコンの下のマークの灰色と黄色の違い

アイコンの下の方が灰色と黄色の違いはソースファイルがあるかないかの違いです。左がソースファイル(.mq4)無しで、右がありです。

販売されているEAは、ソースファイルは付いていない事が多いので、左の灰色になると思います。

EAの稼働はどちらでも問題ありません。

 


付属ファイルがある場合

DLLファイルやインジケーターのファイルが付属している場合は、MT4に付属ファイルを入れる必要があります。

 

DLLファイルの入れ方

DLLファイルは、EAによって入れる場所が違う可能性があるのでEA付属の説明書などを読んで適正な場所に入れてください。

1番可能性の高い入れる場所は、「Libraries」フォルダの中です。

MT4の左上にある「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Libraries」の中にDLLファイルを入れます。

詳しくは、「DLLの設定 」をご覧ください。

 

インジケーターファイルの入れ方

インジケーターのファイルは、「Indicators」フォルダの中に入れます。

MT4の左上にある「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Indicators」の中です。

詳しくは、「MT4にインジケーターを追加する方法」をご覧ください。

 


チャートにEAをセットする方法

EAに対応している通貨ペアのチャートを開きます。
ここではドル円を選んでいます。

 

赤枠の「自動売買」を画像のように押した状態(自動売買可能)にします。

※GogoJungle(旧fx-on)で販売しているEAは、EAセット時に自動売買可能のチェックをしているようで、ここが不可になっているとEAがセットできないようです。

 

EAに対応している時間足を選んで、「Test」をチャート上にドラッグ&ドロップします。

ここでは、1時間足を選んでいます。

※必ずEAに対応している通貨ペアと時間足を選んでください。

 

「全般」タブを選択します。

「自動売買を許可する」にチェックをつけます。

他の項目は、EAによって違うので付属の説明書などを読んで必要に応じてチェックを入れてください。

「DLLの使用を許可する」
DLLファイルが付属しているEAやWindowsに標準で装備されているDLLファイルを使用しているEAは、「DLLの使用を許可する」にチェックを付けます。

「外部エキスパートの使用を許可する」
インジケーターが付属しているEAや他の「.ex4」ファイルを使用するEAはチェックを付けます。

「シグナル設定の変更を許可する」
この項目はFX業者や口座によってはないかもしれません。

コピートレードをするときのシグナル関係の項目のようなので、多くのEAではチェックする必要は無いと思います。

 

「DLLの使用を許可する」、「外部エキスパートの使用を許可する」は、DLLや外部エキスパートを使用していないEAにチェックを付けていても稼働上では問題無いので、出どころのしっかりしている信頼できるEAなどでは、チェックを付けておいた方が無難ですが、出どころのわからない怪しいEAなどでは、むやみにチェックを付けないほうが良いかもしれません。

※GogoJungle(旧fx-on)で販売しているEAはweb認証でDLLを使っているようなので「DLLの使用を許可する」にチェックを付ける必要があるようです。

 

「パラメーターの入力」タブを選択します。

EAのパラメーター設定はこの画面で行うようになっています。

パラメーターはEAによって違うので、ここも付属の説明書などを読んで設定して、OKボタンを押してください。

※マジックナンバーの設定には注意が必要なので「マジックナンバーとは・マジックナンバーの設定時の注意点や確認方法」の記事を読んでみてください。

 

EAをチャートにセットすると赤丸のところにEA名と顔のマークが出てきます。赤い四角のところは自動売買のボタンで、上の画像は自動売買不可の状態です。
この時、顔のマークは、しかめっ面をしています。

 

上の画像は自動売買ボタンを押した状態です。顔のマークが、スマイルになっていて、自動売買が可能な状態です。

顔のマークがスマイル=自動売買可能で、しかめっ面=自動売買不可の状態です。

 

メニューの「ツール」→「オプション」の「エキスパートアドバイザ」タブ内にある「自動売買を許可する」のチェック項目はツールバーにある自動売買のボタンと連動しています。

「自動売買を許可する」にチェックを入れると

ツールバーのボタンが自動売買可能の状態になります。

 

「自動売買を許可する」のチェックを外すと

ツールバーのボタンは自動売買不可の状態になります。

 


EAのエラーを確認する方法

EAを動かしているとエラーが出ていることがあります。

エラーは、問題のないエラーから、かなりまずいエラーまで色々あります。EAによってエラーの出方が違っていたり、エラーの処理の仕方が違っているので、ここでは、どのエラーが出ていると問題があるかは判断できませんが、エラーが出ているかの確認方法を説明します。

確認場所はエキスパートと操作履歴の2か所あります。

 

エキスパートのエラーを確認する方法

「ターミナル」の「エキスパート」タブを選択します。

エラーが出ている場合は、左側に赤いマークが付いています。

上の画像では、DLLファイルを使っているEAで、「DLLの使用を許可する」にチェックが入っていない時に出るエラーです。このエラーはかなり注意が必要で右上の顔のマークがスマイルのままEAが停止していることがあります。

 

エキスパートの過去のエラーを調べる方法

「ターミナル」内で右クリックをして、「表示」をクリックします。

 

表示させたい日時の範囲を入力して「リクエスト」ボタンを押すと過去のエラーを調べることが出来ます。

 

操作履歴のエラーを確認する方法

「ターミナル」の操作履歴を選択します。

エラーが出ている場合は、左側に赤いマークが付いています。

上の画像は、EAが買い注文を出した時に無効なストップ注文の価格が指定されている時に出るエラーです。

 

操作履歴の過去のエラーを調べる方法

「ターミナル」内で右クリックをして、表示をクリックします。

 

表示させたい日時の範囲を入力してリクエストボタンを押すと過去のエラーを調べることが出来ます。

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